jasminicのイタリアコロナ日記

ミラノ在住31年目に突入。突然の失業、隔離生活

5月18日より経済活動本格的に再開

結局、未だ毎日コロナ感染者多数のこのロンバルディア州も、来週の月曜日からBar やレストラン、お店、美容院、ジム再開が解禁となることが、州知事から発表された。

昨日は299人(ちなみに州の人口1千万人)。減少したとは言え、未だ凄い数字なので大丈夫なのかしら?

それでも、封鎖解除後も順調に減少していてリバウンドが無いので、コロナ状況は制御下にあると言うことで、GOサインが出たらしい。

再開のためのガイドラインはかなりすごくて

テーブルとテーブルは当初は2メートル間隔となっていたが、改正されて1メートル間隔になった。お客さんはテーブルを立つときはマスク着用の義務がある。

美容院はお客さんもマスク着用。美容師はフェイスガードもしなくちゃならないらしい・・。

美容院やレストランは予約制でお客様情報は2週間保管する義務あり。(Barはいくらなんでもねえ・・・)

店に入る前に体温を測る、37,5℃以上はNG。

などなど・・・こりゃあ、店側が大変だ!

実際に10軒のうち6軒しか開ける予定無いらしい。

ジム再開って言っても、私はしばらく行く気しないから、しばらくはお休みしますと連絡を入れておこう・・・。

・・・と書いてる途中にいきなりPCがダウン・・・

ま、まさか?!壊れたか?!

と焦ったら停電だった。停電も焦ったが、30分くらいで復活。あー良かった、と胸を撫で下ろす。

とりあえず万が一またなったときのためにパワーバンク充電。スマホ充電。

外出OKになってからも、引きこもりに慣れちゃうとずるずる家の中にこもってしまう。

このままニートの道へまっしぐらか??

ついでに前回のお散歩で咳が出たから花粉が怖いのもある。

することと言えば、動画観たり猫と遊んだり、とりあえず運動は気持ちよいから欠かせない。

でも来週はお店も開くので様子見に中心部に出かけてみよう。

美術館も火曜日19日から徐々に開けていくようだからそっちを覗いてみようかな。

世界で一番予約の大変な美術館であるダヴィンチの最後の晩餐はどうなっているのかなあ・・・とサイトを覗いてみると、6月2日より予約できて、

毎日空きがある!!

と言う前代未聞の事態に!なんて勿体無い。いつもなら壮絶な最後の晩餐チケット争奪戦が繰り広げられていると言うのに!!!

昨年の今頃はと言うと、レオナルドダヴィンチ没後500周年のイベントが華々しく開催されていた。

そのひとつに、スフォルツァ城内のダヴィンチの天井画があるアッセの間。

アッセの間は通常修復作業のため見学できないのだが、この期間のみの限定一般公開だった。

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アッセの間 ダヴィンチの天井画

クワの木が生い茂るように描かれている。痛みが激しい。

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アッセの間 ダヴィンチのモノクローム

ダヴィンチのタッチがわかる、習作が壁から発見。

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夕焼けのスフォルツァ

あーあ、仕事したいっ!!!