なぜ日本の感染者数、死者数はこんなに低いのか?
昨日の発表では、一日の新たな感染者数は584人とぐっと増えてしまった。
それもこれも、やはりここ、ロンバルディア州の感染者数が伸びたから。(384人)
つまり約65パーセントはここ。
死者は117人のうちロンバルディアだけで58人と言う数字。
とりあえず6月3日から州の行き来が可能となり、シェンゲンとの国との行き来が可能となるけれど、(もちろんイタリアからの入国拒否してる国もあり)
大丈夫か?ロンバルディア州???
私はロンバルディアとピエモンテ州は、州境開けるのはもう少し待った方が良いのではないかと思う。
またイタリア中に広まってしまったら大変だ。
とりあえず5月29日に最終決定されるようだ。
世界でも日本国内の感染者数、死亡者数の少なさは謎と言われているが、
先日読んだ、イタリアのコリエレ・デッラ・セーラ新聞の記事の話。
”コロナウィルス、日本のレシピ”
人口の30パーセントが65歳以上の高齢化社会でありながら、緊急事態宣言の遅れがありながら、かつ、それも強制力無いにもかかわらず、なぜ日本だけディザスターを回避できたのか?
1)納豆のおかげ
2)重篤の肺炎を治療する医師の技術
3)日本語には子音の破裂音が少ないから(笑)
4)個人の責任感、意識の高さ
5)人と人の距離が近くない(握手とかキスとかボディタッチが少ない)
6)マスクの習慣
7)徹底した個人衛生
8)家では土足禁止
9)味噌汁
と色んなことのミックスと言うわけです。
子音の破裂音が少ないにはちょっと笑っちゃいました。
言われてみれば、確かに破裂音はつば飛びそう。
その上イタリア語は大きな口を開けないとしゃべれない言葉だから。
昔、語学学校に行ってたとき、同じクラスのフランス人が、大きな口を開けた”あ”の発音が出来なくて苦しんでいた。
フランス語は口をすぼめて”あ”だから、
イタリア人の先生が大きく口を開けて見せて「”あ!”よ!!」と言っても、彼女はおちょぼ口で”あ”と・・・。
飛まつ感染凄そう・・・・。
ドゥオモが明日から見学客に再開となります。
明日行ってみようかな・・・・
写真は、プラダのマルケージカフェテリアからのガレリアの風景。
朝一だったから人が少ない。まあ、今は日中もこんな感じですね。