ピクニックならぬ断捨離のパスクエッタ(イースターマンデー)
昨日はボチェッリの無観客ソロコンサートは感動的でしたね!歌と言うよりはまさに”祈り”でした。
久しぶりに愛しいドゥオモの内部を見て、そしてボチェッリが誰も居ないドゥオモのまん前で歌うのを見て、きゅんとなりました。
いつもなら人でいっぱいのドゥオモ広場が空っぽでそこでボチェッリがアメイジング・グレイスを歌う姿にはたくさんの人たちが涙したのではないかと思います。
しかし・・・。
ローマも映らないのに、なぜパリ、ロンドン、ニューヨーク???
と何か腑に落ちない私なのでした。一応、各国の首都がコロナによって砂漠化しているようすを見せたとのことでしたけどね。ミラノだけでも良かったのではーと。
見てない人は是非見てくださいね!
今日、イースターマンデーはイタリアではパスクエッタと呼ばれ、本来ならばピクニックをして過ごすのがイタリア人の習慣ですが、もちろん今年は皆、擬似ピクニック。自宅の庭とかテラスとかでファミリーでピクニック。
4月末には、ラツイオ州のポメツイアの会社Advent-Irbmとオックスフォード大学のJenner Instituteが開発したワクチンの健康なボランティア550人への治験が始まると言うグッドニュースが!コロナウィルスに打ち勝つためのイタリアとイギリスのコラボだそうです。
新聞では、7月8月のヴァカンスは忘れなさいなどと言われだしました。また、高齢者は12月いっぱい家にいなさいと・・・。
昨日の恒例報告会では、新たな感染者数4092人で総計15万6363人。新たな死者数は431人で計1万9899人と、どちらも減少し、このままより良い状況になるのではないかと思われていますが・・・。
しかーし!やっぱりロンバルディア州、と言うかミラノが減らない・・・。
州知事も予想外なくらい減少しない、と言葉を漏らしています。
検査数を倍にしたから、と言ういい訳もあるのですが、やはり隠れ陽性者の数は予想通りすごいのでは無いかと思われるわけです。
これはもう、やはりワクチンしかないですよね。ワクチンの開発に大いに期待したいところです。
隔離生活の私のパスクエッタは、断捨離。
引越しって大変ですが、モノが整理されますよね?
私は今住んでいる家、1992年から住んでいるんですよ。なんと28年です。一人暮らしにしてはまあまあ広い家だし、イタリアは支払い関係の書類は10年間保管しておかなくちゃいけないので、忘れ去られたものがどっさり溜まっているんです。
と言うことで、今日は溜まりに溜まった書類を大量に捨てました!ビデオデッキなんてとっくに昔から持ってないのに、VHSのビデオもごそっとあった。そしてなんと1990年のインヴォイスなんかも。電話料金の領収書なんかも何も捨てないで居た。やっぱり引越ししないとものは溜まる一方。ついでに手紙類もどかっと捨てました。大学のときに付き合っていて、イタリア来る時に日本に置いてきた当時のストーカーチックな彼氏からの手紙まであって、なんでこんなものとってあるの?って言うものがごっそり出てきました。お客様たちからの嬉しいラブレターもたくさん(笑)。手紙は捨てたけど、送ってもらった写真は大事に取っておく事にしました!若い頃の自分の写真にうっとり。いいなあ、若いって。若いって、それだけで美しいものなんだなあと、改めて思いました。
お金があっても取り戻せないものは時間!
時間だけは全ての人たちに平等に過ぎていく。
なので時間は無駄にしてはいけませんね。
明日も断捨離第二段続けますー
整理ついたら家の中の写真なぞアップしたいと思います・・・(いつになるやら)