jasminicのイタリアコロナ日記

ミラノ在住31年目に突入。突然の失業、隔離生活

コロナによる経済崩壊と心の不安

昨日、4月27日、新たな感染者数は1739人(総計19万9414人)とやっと2000人を下回って、やっと収束が近づいている!と希望に胸が高鳴ったのだが、しかしいつも騙されてるので、素直に信じることができなかった。そこで検査数を調べるとなんと前日の半分の数だった・・・。またトリックかい・・・。

ぬか喜びさせやがって・・・。

死者は333人で前日の260と比べるとまた増加した。(総計2万6977人)

第二フェーズが始まる5月4日は公園が開くので、公園に行こう。素敵な花が咲いてるといいなあ・・・。お花に癒されたい。

徒歩で恋しいドゥオモも見に行ってもいいかな。40分くらい歩けばたどり着ける。

地下鉄はやはり怖いかなと思う。

ちなみにこちらの写真のような感じで、立つ位置が決められるらしい。

バスはこんな感じで座席禁止の席には禁止マークがつけられる。

なので、今までの25パーセントから30パーセントの乗客しか乗せることはできない。

ミラノ市内のファストファッションH&Mが2店舗閉店するらしい!!その他、イタリア中で計8店舗が閉店の予定で、なんと200人が解雇される危険。

H&Mだけじゃないですね。せっかくミラノにオープンしたばかりのユニクロも大丈夫かしら??

これからどんどん閉店する店舗・レストランが増えるんだろうな。そうすると、失業者が街に溢れる。

そうすると、失業中のおばちゃん(→私)にとって、職を見つけるのはどんどん難しくなる~。

と言うことで、毎日何か無いか探してるのだが、この時期、なかなか無いよね・・・。

ニュースで、ミラノ郊外のアレーゼと(アルファロメオの街かなっ)言う街の大きなショッピングセンターが二ヶ月分の家賃をテナントに請求しないと言う記事を見た。

これこそ助け合いの精神だ!

と言うことで、その記事を友人のマイケルに送ってみた。彼は別の町のショッピングセンターで旅行代理店やってるのだが、ロックダウンで閉まっている間の家賃100%払わせられると泣いていたので、この記事をつきつけてみれば?と言ってみた。

法令で6月まで開けることができない美容師、エステシャン、Barやレストランの人たちは悲鳴を上げている。

「補償金600ユーロは受け取ったけど、900ユーロの電気代の請求書が来たわ」

と言って嘆く女性レストラン経営者・・・。

イタリアは貧乏な国なりに、色々厚遇してくれているとは思うが、国が破綻しそうだ。

人々の不安が道端にもごろごろ転がっていて、吸う空気にも充満している。

それが巨大なネガティブエネルギーになってコロナウィルスを活性化させてしまっているのかもしれないから、本当は笑って吹き飛ばしてしまいたいのだけれども、この張りの無い毎日にだんだん笑うことも困難になってきている。

そういえば、一昨日は家政婦のミタゾノ見て笑えたな。

不眠症の人が増えている中、私は寝酒のおかげでぐっすり、と思っていたら、ここのところ、夜中に二回も目が覚めることに気づいた。

これは不眠症の入り口??

そういえば、イタリア保健省主催のCovid-19心理サポート無料サーヴィスなるものがあったなあ。2000人の心理学者、セラピストがボランティアで8時から24時まで受けてくれる無料電話相談サービス。(繋がるのかしら???)