ワクチンの接種開始は今年の12月、に期待!
そろそろワインの在庫が尽きてきたので今日はスーパーに買い物に行った。第二フェーズの法令が出たことで気が緩んだのか、スーパーで久しぶりに子連れが見た。夫婦で買い物している人たちの姿もちらほら。
あれ?まだだめじゃなかったの???解除は5月4日からなんだけど。
キャッシャーの女の子が「ボンジョルノ!」と声をかけてくれただけで胸がジーンとしてしまった。電話以外で人と話すことがほとんど無いから。
私、まだ生きてるんだ、と実感。知らない人に存在を認めらる、久しぶりの感覚。
コンテ首相による4月26日の法令ではレストランとBar、美容院、エステは6月1日よりとなっているが、南のカラブリア州では今日から、レストランやBarはオープンテラスでの営業開始、そして青空市場、野外での一人でのスポーツの許可が出た。
実は南はもう殆どコロナ患者が居ない。だから経済回復のためにこれは良いイニシアティヴだと思う。
ちなみにカラブリア州知事は女性(貫禄あり)。今回のコロナ感染拡大の中、世界中で女性の政治家たちの手腕が評価されているが、この方もやるじゃない。政府に決闘を挑むなんてたのもしい!ローマの美人過ぎる(過ぎないと思うけど)市長、ヴィルジニア・ラッジはイマイチだけど・・・。
お昼のニュースでは例のイタリアの会社も携わってる、オックスフォードで臨床試験が始まったワクチンが12月には接種開始(かも?)と言う明るいニュースが!先週は来年の初めには、と言っていたのがひと月早まった。来週にはもっと早まるかも?
これが上手くいけば、1月から日常が戻ってくる???
と本日は希望が生まれた日なのでした。
求人情報は相変わらず、看護師や高齢者養護施設(もちろんコロナ感染者あり)の求人ばかり。しかし、看護師はもちろんのこと、養護施設の仕事も掃除とかじゃない限り、これは専門職だなあ・・・・。素人の私にできるものなのか?
今回の法令でマスクの値段は一枚50セントと上限が課された。それ以上で仕入れた薬局には政府から差額が支払われるらしい。そうすると、やっぱりそれ以上の価格でマスクを既に仕入れてしまったスーパーが店頭から回収。仕入れ価格以下で販売はできないと言うことでも、こちらも政府に差額の支払いを要求しているようだ。
マスク問題はまだまだ続きそう。ただ、9月くらいからは国産の生産が安定するらしいので、そのあたりには解決できそうと言う見解。
もともとマスク習慣の無いこの国だったのに、今では義務ですからね。
また、夏のヴァカンスの助成金最高ひと家族500ユーロは可決されたそうだ。(子供の居る家族のみで年収の上限あり)
また、ロンバルディア州では家賃を払えない人のために最高1500ユーロまでの助成金が出るらしく、あまりにも色々な助成金があって、全部把握できないくらい。
常にアンテナ張ってないと損する国なのは相変わらず。
今日は久しぶりに、ドゥオモと共にミラノの象徴であるガレリアと呼ばれる歴史的アーケード街の中にあるなじみのBar &レストラン、バールガレリアのオーナーの娘さんとメッセージのやり取りをした。ミラノ市は9月まで家賃を100パーセント免除してくれるそうだ。まあ、ミラノ市お金持ちだし、あそこの家賃天文学的数字だし、当然と言えば当然。9月になっても、外国人観光客が来なければ、あのバカ高い家賃は払えるわけないし・・・。
なので6月から再開するけれども、前途多難と不安を語っていた。
ちなみにガレリアの家賃はと言うと・・・これはまちまち。落札方式なので新参者は高いのです。
最新のオークションで現在アルマーニのあるところ(336平米)が、245万ユーロ(3億円弱)でフェンディが落札。現在ヴェルサーチのあるところ(253平米)が、505万ユーロ(約6億円)でディオールが落札。やっぱりど真ん中だから、あそこ、高い。
王者ジョルジォ(アルマーニ^^)は撤退するわけではなく、昨年の11月のオークションで同じガレリア内の、現在TIMと言う携帯電話会社のあるところ(302平米)190万ユーロ(2億3千万円弱)で落札しています。
年間6億円って日割りで165万円?倒れそう・・・・これが歴代最高記録みたいです。
オークションはちなみに、あの、患者1が病院に駆け込んだ日の三日前2月17日に行われたものでした。
18日より、華やかなミラノファッションウィークが開催される中、あの恐ろしい事件(患者1号)が起こったのでした。テレビのニュースに愕然としたのを覚えています。
世界で一番エレガントなアーケード街・・・。
毎日こーんなに賑わっていたのに・・・
早く、あの、平和な日常が戻ってきますように。