コロナウィルスに関するフェイクニュース、イタリア版
前代未聞の解放記念日。ナチスドイツからイタリア全土が解放された日。
イタリア国民にとっては最重要な祝日のひとつなので、通常はそのための祝典が開催されるのだが、もちろん、恐らく、初めての沈黙の解放記念日となる。寂しい。
お祝いだから、と言うわけでは無いのだが、無収入なところ、贅沢は出来ないのだけれども、月に一度くらいはいいだろうと今日は寿司のデリバリーを頼んだ。美味いものを食べると幸福感を感じるとつくづく思った。
肉厚のホタテととろとろのサーモンが最高でしたー。ビール飲もうかなと思ったけど、ほうじ茶で。
昨日の発表では、新たな感染者数は3021人で総感染者数19万2994人(もうすぐ20万人!)、新たな死者数420人で総死者数は2万5969人。
減少減少と言っているけど、まあ、もともとの数字が凄かったと言うのもあるだろうが、それにしてもロックダウン中でも毎日何千人も感染者出るって、やっぱり凄い。特に感染者数の少ない日本からしてみると考えられないだろう。
そうそう、血液の抗体検査では、ミラノのカラビニエレ(憲兵警察)の8%は抗体があったと言う。やはり隠れ感染者はかなり居る可能性大。
5月4日から封鎖が解除されるけれども、私は5月いっぱいは不要不急の外出は控えようかなと思っている。ただ、6月からは何かしら仕事を見つけないと6月の税金はなんとか貯金で払えても、11月の年金が払えなくなるし、食べるためのお金も尽きてくる。
皆が平等に貧困なので、支払い関係は猶予が与えられるはず。
4月29日から青空市場が解禁らしい。青空市場は野外だから、スーパーより危険無いのでは?とも思うのだが、人と人のソーシャルディスタンスを取るのが難しいから、NGだったらしい。
レストランはどうするんだろう。テーブルとテーブルの間隔を1メートル離したら、収入は半減するだろう。(私はすし詰めされるのが嫌いなので、ゆったりとした空間があると個人的には嬉しいけど。)歩道まで席を増やす、駐車場にまでテーブルを作ることが許可されると言われているが、そうなると車は??
服屋さんはフィッティングする度に、服を殺菌する義務を負うらしいが、そうなるとなるべくフィッティングはさせない方向に持っていくのでは?服買っても、家に帰って1度洗濯しない限り、着る気は起きない。
一番の問題は、劇場と映画館。今、ドライブインシアター案が出ている。映画やコンサートはいいかも?しかし、オペラとかはどうするんだ?
つまり、第二フェーズは、コロナウィルスとの共生の中、経済の復興をさせると言う、一番難しいフェーズなのだ。今までの日常に戻れると言うことではない。
またいつか取り戻せるのかな?あの日常。
なんてことは無い、特別じゃない、普通の毎日が、今では最高に輝いて見える。
さてさてイタリアでのコロナに関するフェイクニュースなど。
1.パンやパスタなどの炭水化物を食べるとコロナに感染するリスクが高くなる
もちろん、んなわけない。根拠無し。
2.ドライヤーのアツい風を喉に当てるとウィルスが死ぬ。
そんなことしたら火傷するだけですよ。危ないー
3.アルコールは免疫力を上げる。
これは信じたかったけど、残念ながらそういうわけではないみたい。
4.鼻の穴の入り口にワセリンを塗るとウィルスが鼻の中に入るのを防ぐ。
何?ワセリンにくっついて中に入らないって??んなわけないでしょ・・・。
5.コロイダルシルバー(銀イオン水)殺菌効果があり、ウィルスから身を守ってくれる
今のところ科学的根拠無し。
・・・などなど、皆さん色んなフェイクニュースが飛び交っているので、一体何がほんとで何が虚偽なのかわかりませんね・・・
そんなこと言いながら、私の愛飲しているのはフルボ酸。これ飲みだしてから風邪引かなくなったし、花粉症もかなりマシになりました、ので、これだけは信じてせっせと飲んでます。
今日も快晴でこんな空↑ 本来なら湖にでも行きたい日。
ぴぷ↑だけは、ママがずうっと家に居るので幸せ。ぴぷが幸せだから私も幸せでいよう。