ATM（顎関節症）で理学療法士に行って来ました
今日は外出！！！
と言っても、理学療法士って言うのかな？イタリアだとFisioterapistaと言うのですが、そのアポがあって行って来ました。
実はこの冬、ATM問題で苦しんで・・・。
ATMとはキャッシングマシーンのことではなく、ミラノの公共交通機関のことではなく、顎関節症のことです。
なんと日本帰国中、顔が曲がるほど、そしてものが噛めないほど、動かなくても激痛を味わい、今回の帰国では美味しい和食の半分も堪能できませんでした。
歯医者には、「僕が見た中で最強の筋肉痛」と言われました。
イタリアに帰ってからも治らず、すぐに顎顔面科のある病院の救急科でCTを撮ってもらった。
ちなみにイタリアの病院ではアポ無しの診察は救急科に行かないと診てもらえない。
アポ取るためには、ホームドクターのところに行って、チケットを書いてもらい、自分で予約センターに電話するんだが、そんなの早くてひと月後、こんな顎顔面科なんて言う専門医師の少ない科のアポだと何ヵ月後とかになってしまう。
なので手っ取り早いのは救急科だが、しかしこれは一日かかることを想定して行かないといけない。
受付で、白か緑か黄色か赤のシールが貼られる。そしてどんなに朝一に行っても、白は断然後回し。
特に赤とか黄色の患者が来るとその人たちが優先されるから。
ちなみに私は緑だったけど、やはり一日がかりだった。（ちゃんと本を持参で行った）
それでも25ユーロでCTまでその日に撮ってもらえるんだからオトク。
幸い、腫瘍とかそういうものは一切無いので、これはやはり筋肉痛と言われ、
筋肉を緩めるお薬を処方されたけど、なかなか治らず。
第二回目の診察（これは救急科に行ったときに予約して二週間後だったかな？もらえた）に行ったときには、ATMの理学療法士のところに行くといいよ、ただ、公立ではなかなか専門の人はいないから、プライベートになるねと言われた。
つまり高額と言うことだ。
そういえば、この、第二回目の診察の頃はまだ、感染者１が発覚していないときだったが、1月の末に中国人観光客がローマでコロナに感染して、入院していたの。
だからイタリアでも徐々に”コロナ”のニュースが出ていた頃だった。
なので、診察室に入ったとき、二名の医者を前にして、とりあえず安心させるため、私は、「私は日本人よ」と言うと、わかってない医者が不思議そうな顔で
「オレはイタリア人だ！それが何か？？」
「私は中国にも行った事ないし」
と言うとやっと気がついたみたいで、
「あー、そういう意味か！コロナなんて怖くないよ。うつったって平気さ。うつりたいくらいだよ～」
と笑い飛ばしていた。
あの医者は今回の惨劇で、私との会話を思い出すことがあったに違いない。
まあ、外科の医者だから、無事には違いないだろうけど。
話は長くなったが、ネットでATM治療に長けた理学療法士を探して、2月に何度か治療に通った。
手を口の中につっこんでマッサージしてくれるので、コロナ、超危ないよね。
私が、と言うか、彼が。
とにかくこのクリニックも二ヶ月以上閉院していたので、久しぶりに行って来た。
まず入ったらもちろん手の消毒。
そしてサーモスキャナーで体温を測られ、ついでに人差し指をパルスオキシメーターで検査。これは酸素飽和度を計るみたいですね。
ついでに私はコロナに感染していませんと言う自己証明書にサインさせられ、そして待合室へ。
そうね、これくらいしてもらえる方が安心感あり。
マッサージしてもらうと調子がいいんだけど、しかし、一度に70ユーロですから、ちょっとこれからは考えないと。
一応、家で毎日できる運動（口の、ね）を習って、二週間後にと言われたけど、
なんたって、稼ぎが無い！
もう3ヶ月も稼ぎが無く、近い未来の仕事の希望も無いなんて、高校生以来かもしれない。
噛めないほど痛いわけじゃないので、とりあえず、地道に教えてもらった口の運動をして自分で治すしかないかな。
今日もミラノの街中特集の写真行って見ます。
ドゥオモからお城に向かうダンテ通り。
いつもなら観光客でいっぱい。ジプシーもいっぱい。今は随分すっきりしてる。
今日は素敵なバイク警察発見。かっこいいのよね、特にお姉さんの素敵なヒップライン＾＾
まるでストーカーのようにバイク警察の後を追いかける私。そしてぱちり。
遠くにお城と、ガリバルディの像とそしてイケてるバイク警察と絵になると思ったのだー。
そしてイケてない私の恒例のマスクサングラスとお城・・・。
お城の市立美術館は閉まったまんま・・・・。
法令では再開OKなのに、ミラノの美術館はまだ閉まったきり。
そしてうちの美猫のぴぷ＾＾
二三日元気が無くて心配だったのですが、今日はバルコニーに出たりと活動してるのでほっとしました。
長生きして欲しいー
